在宅ワークやクリエイティブ作業の生産性を劇的に向上させる「Thunderbolt 4 ドッキングステーション」。
数ある製品の中でも、現在トップクラスの人気と実力を誇り、多くのユーザーが「この2つのどちらを買うべきか」と悩むのが、以下の2製品です。
- Anker 778 Thunderbolt ドッキングステーション (12-in-1)
- CalDigit TS4 Thunderbolt 4 Dock (18-in-1)
どちらも数万円する高価な投資となるため、絶対に失敗したくないですよね。
本記事では、ガジェットレビュアーの視点から、Anker 778とCalDigit TS4を「ポート構成」「給電能力」「映像出力」「価格」「Mac/Windowsとの相性」の5つの観点で徹底比較します。
結論から言うと、それぞれに明確な強みがあり「どちらが全員にとって正解」ということはありません。あなたの用途と環境に合った”後悔しない選び方”を解説します!
結論:あなたに最適なのはどっち?
詳細な比較の前に、まずは結論からお伝えします。
Anker 778 がおすすめな人
- コストパフォーマンスを重視しつつ、Thunderbolt 4の基本性能は妥協したくない人
- マルチモニター環境(デュアル/トリプル/クアッド)を比較的安価に構築したい人(※高解像度は制限あり)
- SDカードスロットが不要、または別で持っている人
- Kensingtonセキュリティスロットで防犯対策をしたい人(オフィス利用など)
CalDigit TS4 がおすすめな人
- 一切の妥協をしたくない、最高の拡張性(18ポート)を求めるプロフェッショナル
- Macユーザーで、デザインの統一感や安定性を何より重視する人
- カメラをよく使い、UHS-II対応の高速SD・microSDカードリーダーが必須な人
- 有線LANネットワーク環境で、2.5GbEの超高速通信を利用したい人
- Apple USB SuperDrive をそのまま接続して使いたい人
スペック比較表
まずは、両者の基本スペックを一気に比較してみましょう。
| 項目 | Anker 778 Thunderbolt Dock | CalDigit TS4 |
|---|---|---|
| 参考価格 | 約3万3,000円 (セール時等変動あり) | 約5万8,000円 (セール時等変動あり) |
| 接続規格 | Thunderbolt 4 (40Gbps) | Thunderbolt 4 (40Gbps) |
| 総ポート数 | 12ポート | 18ポート |
| PCへの最大給電 | 100W | 98W |
| 映像出力端子 | HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4 x2 |
DisplayPort 1.4 x1 Thunderbolt 4経由での出力 |
| 最大ディスプレイ数 | 最大4画面 (※Windowsのみ) | 最大2画面 (※Mac/Windows共通) |
| USB-A ポート | 4ポート (最大5Gbpsなど) | 5ポート (全ポート10Gbps・スマホ等充電可能) |
| USB-C ポート | 2ポート (Thunderbolt 4はPC接続用込みで2) | 3ポート (Thunderbolt 4はPC接続用込みで3) |
| SDカードリーダー | なし | あり (UHS-II SD & microSD) |
| 有線LAN | 1GbE | 2.5GbE |
| オーディオ端子 | なし | あり (前面に入出力、背面にオーディオ出力) |
| セキュリティ | あり (Kensington) | なし |
| サイズ・重量 | 21 x 8 x 3 cm (約550g) | 14.1 x 4.2 x 11.3 cm (約640g) |
| 保証期間 | 18ヶ月 (+6ヶ月延長) | 2年 |
5つのポイントで徹底比較!
それでは、ドッキングステーション選びで最も重要な5つのポイントに絞って深掘りしていきます。
1. ポート構成の圧倒的な差(12 vs 18)
勝者:CalDigit TS4
ポートの数と質において、CalDigit TS4は他の追随を許しません。
TS4は合計18ポートを搭載し、SDカードリーダーからオーディオ入出力まで、考えうるあらゆる端子を網羅しています。特筆すべきは、すべてのUSBポート(Type-A、Type-C問わず)がオフライン充電(PCが繋がっていなくても周辺機器を充電できる機能)に対応している点です。
一方のAnker 778は12ポート。日常的な用途には十分ですが、「SDカードリーダーがない」ことと「オーディオ端子がない」ことはクリエイターやZoom会議を多用する人にとって大きなデメリットになり得ます。ただし、Anker 778にはオフィスでの盗難防止に役立つKensingtonスロットがあるというメリットもあります。
2. 映像出力(デュアルモニター・マルチモニター)
引き分け(用途によって勝者が変わる)
- HDMIとDisplayPortを直接使いたいなら Anker 778
- 超高解像度(8K等)やThunderboltディスプレイを使いたいなら CalDigit TS4
Anker 778には、HDMI 2.1ポート×1とDisplayPort 1.4ポート×2が標準搭載されています。追加のアダプターなしで手持ちの一般的なモニターにすぐ繋げるのは大きなメリットです。
対するCalDigit TS4は、DisplayPort 1.4が1つあるのみ。2つ目のモニターを繋ぐ場合は、Thunderbolt 4ポートにUSB-C(映像出力対応)ケーブルで接続するか、USB-C to HDMI(またはDP)の変換ケーブル/アダプタを別途用意する必要があります。
ただし、TS4はMac環境において、Apple Pro Display XDRなどの高解像度Thunderboltモニターを美しく、安定して出力する能力に長けています。
3. PCへの給電能力(100W vs 98W)
引き分け(実質差なし)
Anker 778は最大100W、CalDigit TS4は最大98Wのパススルー給電に対応しています。
たった2Wの差は、実運用においてまったく体感できません。どちらもMacBook Pro 16インチなどのハイエンドノートPCでも、フルスピードに近い速度で充電しながら作業が可能です。
4. 価格とコストパフォーマンス
勝者:Anker 778
Anker 778の標準価格は約3万3000円。対するCalDigit TS4は約5万8000円です。
その価格差はなんと2万5000円。この価格差があれば、「Anker 778 + 1TBの高速外付けSSD」など、他の周辺機器をアップグレードできてしまいます。
「どうしても18のポートが必要」「絶対にSDカードリーダーがないと困る」という明確な理由がない限り、Anker 778のコストパフォーマンスは非常に魅力的です。
5. MacとWindowsの相性・安定性
Macなら:CalDigit TS4
Windowsなら:Anker 778(マルチモニター面で)
CalDigitは元々Apple製品向けに注力してきたブランドであり、TS4はApple Storeでも取り扱われているなど、Macとの親和性と動作の安定性は業界随一と言っても過言ではありません。スリープ復帰時もトラブルが極めて少ないです。
Anker 778もMacで問題なく動作しますが、M1/M2/M3(無印)チップの「1画面制限」に加え、Macでは2画面以上出力する際に「ミラーリング」しかサポートされない場合があるなど、映像出力周りでMac特有のクセがあります(公式にもWindows向けを強く打ち出しています)。
逆にWindowsユーザーであれば、Anker 778で容易に3〜4画面のマルチモニター環境を構築できるため、非常に強力な選択肢となります。
まとめ:あなたの投資はどちらに向かう?
「ドッキングステーションの完成形」と「高次元のコスパモデル」。
約2.5万円の価格差がありますが、ドッキングステーションは数年間、毎日使う「デスク環境の心臓部」です。
- 予算を抑えつつ、HDMI端子などをすぐに使いたいWindowsユーザーや、SDカードリーダー不要のMacユーザーは、迷わず Anker 778 を選びましょう。
- 予算が許し、最高の拡張性、SDカードの取り込みスピード、そして絶対的な動作安定性を求めるMacユーザーやクリエイターは、2.5万円高い投資をする価値が CalDigit TS4 には確実にあります。
どちらの製品も、「買ってよかった」と思えるほど、あなたのデスク環境と毎日の生産性を劇的に変えてくれることは間違いありません!
高コスパ&HDMI重視なら
最強の拡張性&安定性なら
【関連】デスク環境をさらにアップデート!
🔥 読まれています:【あわせて読みたい最新おすすめ情報】🔥


コメント